私がモデルさんになりたいと思った日
小学校の高学年の時から、将来の夢はモデルさんだった。
私は三人兄弟で、兄と弟がいる。子供の頃は着るものもカジュアルで、あえて男の子っぽく振る舞っていた。女の子らしく振る舞うことが恥ずかしかったし兄弟の中で浮きたくなかったから。
髪は基本的にいつも短かったし、兄弟のお古を着ることもしばしば。よく殴られたり、殴ったりの喧嘩もした。(基本いつも負けていた)
そして、なぜか兄と弟は幼い頃ビジュアルが良かった。親戚の集まりの度に、兄と弟が可愛いと褒められていた。
私は痩せていて、黒くて貧相だったし、顔もそんなに可愛くなかったので、「はるちゃん、女の子なのにかわいそう」と知らない親戚のおばさんに言われたこともあった。大阪のおばちゃんは時にどストレートで残酷だ。
そんな私にとって唯一自信を持っていたジャンルが「スタイルの良さ」だった。痩せていて、もともと骨が細いタイプ。
手足も長いので友達にもよく褒められた。
服屋さんに行って、試着した時、店員さんに「身長も高くて、手足も長いから素敵ですね。モデルさんみたい」と褒められるのが恥ずかしさもありつつ、とても嬉しかった。
子供服を少しでも多く売りたいお姉さんの営業トークだったということが今なら分かるものの、純粋無垢な小学生の私はその言葉を直球どストレートに受け止めた。要は勘違いしちゃったわけだ。
モデルさんみたい…モデルさんみたい…
嬉しすぎるその言葉を思い出しては1人でニヤニヤしていた。
モデルはみんな可愛くて、お人形さんみたい。そんな中私が一際夢中になったのがビクトリアズシークレットのモデルだった。
下着と水着の海外モデル達。
彫刻みたいに美しい体に、何億円という宝石が散りばめられた水着や下着を着てステージを歩く姿がセクシーで美しくて野性的で眩しくて、目が釘付けになった。
現実世界の私は、女の子らしく振る舞うことが苦手で別に可愛くもない。クラスでもいじられキャラで、皆んなを笑わせるタイプの人間だった。その現実を埋めるように、「将来はモデルさんになりたい」という思いが日に日に強くなっていった。恥ずかしくて人に言えなかったけど。
今、レースクイーン、インフルエンサーというある種自分の中で1つの目標が叶ったことにとても感謝している。
オーディションに受からない毎日はとても辛かったけど、それが報われて今仕事を頂けていること、ファンに感謝。
そして、店員さんの言葉を真正面から信じ切って、「モデルさんになれる」と思い込んでくれた子供の頃の自分に感謝したい。
夢を見る力ってとても偉大だから。
これからも、一途に夢を見続けられる自分でいたいなと思う。
もうすぐ、日本レースクイーン大賞、新人部門の投票が始まります。今の自分にとって、決して逃すことができない、大切な賞。一つの集大成だなと思っています。
何としても形にしたいです。
たくさんの素敵なライバル達がいて、みんな可愛くて、綺麗で、その中で競うことは本当に怖いけど、自分がやってきたことを信じて頑張りたいと思います。
グランプリになりたいです。
応援してください。よろしくお願いします。