なぐりがき

いつからこんなに頭でっかちになってしまったんだろう

 

大人になると色々なことがシンプルではなくなるので、自分1人の力では解決困難なことが増えるのに、色々と傷がついて臆病になっているから、小手先で何とかしようと頑張る

 

「何もしない」が正解なんじゃないかと思うけれど、何も無かったら無かったで楽しくないし、生きてる実感もなくなるから、とりあえず自分に都合が良い関係性、安心出来る、傷つかない、そんな未来を求めているが、人生そんなに甘くないし、私はそんなに単純ではないようだし、安定を築きたいのに根が幼いから上手くいかないし、イガイガしていて気持ちが悪い

 

上手な生き方ってやつを考えれば考えるほど、身のこなしがぎこちなくなり、陸上部に入部したての頃、先輩にランニングフォームを確認されるというので、緊張して両手両足が一緒に出てしまうあの感じに陥る

 

何でもかんでも器用にやろうとしてる自分が気持ち悪いし、それができないことがさらに気持ちが悪いし、自分に嘘をつける、事実をねじまげる器用さもなくて、こんな調子でこれから先、生きていけるか不安であるが、たぶんそういう星の名の元で生まれてきているから仕方がない

 

自分に合う人を求めてさまよっているのに、いざそういうコミュニティに出会うと居心地が良すぎて怖くなり逃げ出す、関係が深まると問題が出てくるので逃げる、猛ダッシュ、んで、他のコミュニティに属することを試みるが、そう簡単に自分と合うコミュニティなんてないのでなんか違うなー、となる

一体何を求めて他人と関係しているのか我ながらに分からん

 

もはや大学生の弟にまで「いや、こじらせすぎやろ」とつっこまれる始末。

 

痛々しく、頭が悪く、臆病すぎてどうしようもないなぁと思うが、これはもう1周まわって仕方がないし、本当に仕方が無いし、私だってなりたくてこうなってる訳じゃないけど、私はそういう人間だし、生きるって技術で、経年により上達するみたいだから、過ぎ去ったことは全て忘れるのだ、甘いドーナッツを食べれば何も気にならなくなる

 

ドーナッツを食べても忘れられない人、気になる人に会いに行けばいいだけの話だし、別に会いたい人なんか一生いなくてもリーリーと可愛く鈴虫がないて、窓から爽やかな風が吹く心地いい夜を体感できる心があれば、人生は豊かじゃないかぇ

 

あーあ、やっぱ成長しきった大人ってやつぁ、全然面白くねーわ、尊敬はできるけどね